化粧品を選ぶときは、自分の肌に合うか慎重になってしまいますよね。卵殻膜美容液の安全性は、アルマード社と東大の共同研究によって証明されています。これは選ぶときに心が動かされませんか?

今回は、共同研究の内容を解説しながら、卵殻膜美容液の安全性を説明しますね。

卵殻膜美容液ができるまで

そもそも卵の内側の膜を使って、化粧品を作ることになったのはなぜなのでしょうか?

卵殻膜を傷口にのせると、治りが早くなることは、400年以上前から生活の知恵のひとつとして、活用されていました。当時に編さんされた中国の文献に、このことは書かれています。日本にも伝わっていて、今でも相撲部屋では使われているとか。

傷口を縫って治す方法では、その場所が固くなります。それとは違い、卵殻膜で覆うやり方は、皮膚が回復したとき、自然な状態になります。

卵の可能性に気付いていた

卵の可能性に気付くのは、現在アルマード社の会長である長谷部由紀夫さんが、小学1年生のころでした。お母さんから栄養をもらわないのに、卵から元気に生まれてくるヒヨコを見たことから始まります。

そして20代になったころ、力道山の傷の治りが早いのが、卵殻膜だったことを知ったとき、卵の薄い膜にパワーがあることを確信します。

卵殻膜の性質

0.07mmの薄さの卵殻膜には、強い網目状の繊維が張り巡らされています。それは熱に強く、水にも油にも溶けないほどです。卵殻膜のパワーは注目されていましたが、諦めるところが多かったのです。これを商品化することは、困難しか待っていませんでした。

東京大学との共同研究

それから紆余曲折がありましたが、キューピーが加水分解卵殻を開発したことから、化粧品に活用できるようになりました。これにより、研究は進んでいきます。2000年の末には、東海大学岩垣名誉教授との研究が始まります。

思いはひとつ「卵殻膜を食べられるようにしたい」というものでした。体内に入ると消化も吸収もしない卵殻膜は、食べるとお腹を壊します。無謀だけど、すごい挑戦ですよね!

そして2007年から東京大学とアルマード社との共同研究が始まります。

加水分解卵殻膜とは?

簡単に言うと、水に溶けるように開発された卵殻膜です。(ごめんなさい。簡単すぎました)

どんな研究をしていたの?

民間療法としては、卵殻膜によって、傷が治ることは知られていますが、科学的には証明できていません。人に塗って肌に、どう作用するかどうかを検証する必要がありました。

卵殻膜は、ニワトリの卵の卵殻の内側に存在する薄膜で、古くから創傷治療効果のある素材としても知られている。生体成分由来の卵殻膜は皮膚に対する表面的な作用ばかりでなく、内部構造(細胞)機能を改善し皮膚の状態を維持することが期待される。卵殻膜は、人間の皮膚にとっても再生と保護のはたらきがあると考えられるが、人間の皮膚への効果についての科学的な解析は遅れている。

参考:卵殻膜ペプチドの皮膚への効果1

https://eggmem.org/research/

また卵殻膜の成分の解明が進んだことで、今売られている卵殻膜入りの美容液が女性の肌に、効果があることが分かりました。

近年、加水分解により可溶化した卵殻膜が開発され、卵殻膜を応用する範囲がひろがりつつある。この可溶性卵殻膜が皮膚を改善または維持する機能をもつことを明らかにするため、卵殻膜入り化粧品を一定期間使用し、使用前後での皮膚の弾力を測定したところ、卵殻膜入り化粧品を使用した群では前腕皮膚の弾力が増加する傾向にあった。また卵殻膜サプリメント、化粧品を1年以上の長期間使用している群では、顔面のしわが同年齢の平均と比較して少ない傾向にあった。皮膚のたるみなどの老化による変化は、真皮の細胞外マトリックス成分の減少や変性が大きな要因となっている。卵殻膜は真皮の線維芽細胞等に作用し、皮膚弾力の維持に貢献すると考えられる。

卵殻膜ペプチドの皮膚への効果2

https://eggmem.org/research/page2.php

このたび開発した系を使用した研究結果は、適度な量の卵殻膜が線維芽細胞に働きかけ、Ⅲ型コラーゲン等の細胞外マトリックス成分の合成を促進する可能性を強く示唆している点が、卵殻膜を用いた化粧品開発等においても有用性があると言えます。

参考:ホスホリルコリンポリマー上に固定化した加水分解卵殻膜は、ヒト皮膚線維芽細胞に細胞外マトリクス環境を与える

https://eggmem.org/research/page8.php

柔軟性コラーゲンと呼ばれているⅢ型コラーゲンは、肌の弾力を保つためにあります。しかし「お肌の曲がり角」を迎えたあたりから、減っていく成分でもあります。悲しいことに、赤ちゃんのプリプリした肌は、いつまでも保ってはくれないのです。

卵殻膜は、失われていくⅢ型コラーゲンを支える働きをもっています。素肌の潤いを持たせることは、ハリや弾力にも影響してきます。肌を健やかに保つ手助けを、卵殻膜がしてくれるのですね。

卵殻膜美容液には、どんな効果があるの?

結局卵殻膜美容液を使うと、肌には、どんないいことがあるのでしょうか?

卵殻膜には、18種類のアミノ酸・コラーゲン・ヒアルロン酸を自然な状態で含んでいます。これは他には見当たりません。この成分は、人の肌や髪にも近い状態なので、肌につけたときに、すんなり皮膚になじみます。

これにより、卵殻膜美容液が、スキンケアの効果を良くするために、肌の表面にとどまらず、内部に浸透するようにしてくれるのですね。

加水分解卵殻膜には、線維芽細胞を増やす効果があることも分かったことで、肌のハリや弾力へと導く作用があると言えます。

まとめ

卵殻膜美容液は、アルマード社と東京大学との共同研究によって、安全性が証明されています。

今までも効き目があることが分かっていたけれど、科学的な証明がされていなかった卵殻膜の効果が、実証されてきています。

卵殻膜の研究に興味をもった方は、一度公式サイトを確認してみてくださいね。